
2025-8-2
Aperture, 2025
Todd Hido (トッド・ハイド)
トッド・ハイド(1968-)は、サンフランシスコ在住の米国人写真家。代表作に"House Hunting"(2001年、Nazraeli Press刊)、" Excerpts from Silver Meadows "(2013年、Nazraeli Press刊)などがあります。彼は全米中にある郊外の住宅を、輝くような色合いで表現しています。それらの作品は、自らの記憶と想像力を探求することで導き出されたインスピレーションをたよりに、映画的な視点で撮影されています。彼の作品は、郊外の荒廃、無名性、絶望、当時の住宅市場悪化による損失などを提示していると高く評価されています。作品はホイットニー美術館、グッゲンハイム美術館、サンフランシスコ現代美術館、ロサンゼルスカウンティ美術館などがコレクション。彼はまた、8,500点を超えるタイトルを所蔵する熱心なフォトブックコレクターでもあります。
本書は、年代順に作品を配列し、約25年のキャリアを初めて本格的に振り返った2016年刊行のフォトブックの拡張版です。初版以降の10年間に、アイスランド、ノルウェー、日本への旅から生まれた息をのむような新作も含まれています。彼はこれらの作品を提示することで、従来の馴染みのある視線と広大な新たなビジョンを融合させています。 外から内へ、表面的な観察から無意識の探求へ、風景からヌードへ、そしてアメリカから世界へ——このキャリア中期の作品集は、彼の独自の視点が時間とともにどのように発展し変化してきたかを明らかにしています。しかし、隔たりと親密さとの間の緊張感は依然として残っています。
写真ライターのデビッド・キャンパニー(David Campany)は、収録作品を紹介し、それらが求めている映画的な観賞の仕方について考察。フィクション・ライターのカティア・ティレヴィッチ(Katya Tylevich)は、ハイドの主要フォトブックの制作過程を考察しています。
ハードカバー : 320ページ、サイズ 25.15 x 3.3 x 29.46 cm、約324点の図版を収録