◆写真集解説◆
アンディ・ウォーホルが1960年代に制作した映画作品は彼の作家キャリアの中でも重要な仕事だったと考えられています。1963年から1968年まで期間に約650もの映画作品が制作されています。
それらは一般映画の最先端のさらに上を行く革新的探求作として高く評価されています。
リストには多くの長編作品のほか、“スクリーン・テスト”と呼ばれる数百ものサイレントのポートレート短編映画が含まれます。本書はウォーホル専門家のキャリー・エンジェルが、“スクリーン・テスト”を長年に渡って調査しまとめたカタログ・レゾネ2分冊のうちの1巻目です。
ホイットニー美術館、ニューヨーク近代美術館が、米国前衛映画の調査・保存・公開・カタログ化を目指して80年代から取り組んでいる、“ザ・アンディー・ウォーホル・フィルム・プロジェクト”の一環の仕事です。
当時を代表するイーディー・セジウィック、ボブ・ディラン、サルバドール・ダリ、スーザン・ソンタグなども
含まれる189人のイメージ約780点が収録。著者は被写体とウォーホルとの関係を調査し、
スティール・イメージ、映画自体の詳細、被写体の資料などを通して、当時のファクトリーの状況を明らかにしようとしています。
アンディ・ウォーホルのプロフィールも紹介しています。こちらも是非ご覧下さい。