◆写真集解説◆
長らく絶版だった、写真の見方を紹介する名著"The Photographer's Eye"がペーパー判で再版されました。
オリジナルは1964年にMoMAで開催された歴史的な写真展をベースに1966年に刊行された20世紀写真史の古典です。著者はMoMAに1962年〜1991年まで勤めた伝説のキュレーター、ジョン・シャーカフスキー氏。スティーブン・ショアーが"The
Nature of Photographs"をまとめるときにも本書を参考にしたといわれています。アンリ・カルチェ=ブレッソン、ウォーカー・エバンス、エドワード・スタイケン、ポール・ストランド、エドワード・ウェストン、リー・フリードランダー、ロバート・フランクら巨匠からアマチュアのスナップまで、約172点のモノクロイメージを通して写真史とともに、写真表現における創造の可能性を示しています。
内容は、"The Thing Itself", "The Detail", "The
Frame", "Time", "The Vantage Point"の5セクションに分かれています。数あるシャーカフスキー氏の著作の中でも、アメリカ人の写真の見方、考え方に最も影響を与えた1冊といわれています。