2017年春のNYアート写真シーズン到来 最新オークション・レビュー(2)

今春は定例の複数委託者オークションとともに、前回紹介したフィリップス”The Odyssey of Collecting”の228点と、クリスティーズ”Portrait of a Collector: The John M. Bransten Collection of Photographs”で28点の単独コレクションからのセールが開催された。
 合計5つのオークションの出品数は741点、落札率は約73.8%、総売り上げは約1801万ドル(約19.8億円)だった。出品数は昨秋から約19.5%増加、落札率も約65.1%から大きく改善した。売上高は昨秋よりも約58.5%と大きく増加。これは新大統領の政策による景気回復期待からダウ工業株平均株価が2万ドル台で取引されているという好調な外部環境と、多数の質の高いヴィンテージ作品の出品された二つの単独オークションの開催の影響によるといえるだろう。
オークションの総売り上げは、リーマンショック後の2009年に大きく落ち込み、2013年春から2014年春にかけてやっとプラス傾向に転じた。しかし2014年秋以降は再び弱含んでの推移が続き、ついに2015年秋にはリーマンショック後の2009年春以来の低いレベルまで落ち込んだ。2016年はすべての価格帯で低迷状態が傾向が続いていた。今回はちょうど総売上高が急減する前の2015年春のレベルに回復。2014年の秋以来ずっと売り上げ5年平均値を下回ってきたのが、ついに若干上回ってきた。売り上げのサイクルは2016年秋を直近の底に回復傾向を見せ始めてと判断できるだろう。しかし経済面を見ると、いまの株価はすべての良いニュースをすでに織り込んだレベルだと専門家が指摘している。期待先行で金融市場が先走っているだけに、決して今後のアート写真市場に対しても過度の楽観はできないだろう。
落札の中身を見るとやや気になる点がある。全体の落札率は約73.8%と良好だった。しかし5万ドル(約550万円)以上の高額価格帯をみると約60.19%とほぼ昨年の全オークションの平均落札率に近い結果になっている。特に、ササビーズとクリスティーズの複数委託者オークションでの高額価格帯の結果が良くない。クリスティーズでは、目玉だったアンセル・アダムスの名作”Moonrise, Hernandez, New Mexico, 1941″の100.3 x 143.8 cmサイズ作品が、落札予想価格は40万~60万ドルだったが不落札だった。今シーズンの好調な結果は、中低価格帯の落札率が大きく改善したことによる。
2014年秋以降の市場低迷で、中低価格帯はアイコン的な代表作とそれ以外の作品への需要が2極化した。アイコン的作品の需要に変化はないものの、いままでに低価格帯のイメージ人気がやや劣る作品の価格調整が順調に進み、需要とマッチングしたと分析している。一方で高額価格帯は、出品機会も減少気味のレア作品が多いことから委託者が強気の姿勢を崩していないと思われる。今後は、レア作品も適当な価格レベルの模索が行われるだろう。
大手3社の結果を比較してみると、”The Odyssey of Collecting”セールが成功したフィリップスが売り上げ、落札率ともにトップとなった。同社はこれで6シーズン連続の売り上げトップとなった。高額落札はクリスティーズの”Portrait of a Collector: The John M. Bransten Collection of Photographs”に出品されたエドワード・ウェストンの”Nude, 1925″で、87.15万ドル(約9586万円)だった。2番目はクリスティーズの複数委託者セールのアンセル・アダムス”Clearing Winter Storm, Yosemite National Park, California, 1938″で、55.95万ドル(約6154万円)だった。続いても、クリスティーズの”Portrait of a Collector”に出品されたダイアン・アーバスの名作”セントラルパークの手榴弾を持った子供”、”Child with a toy hand grenade in Central Park, N.Y.C.,
1962/1963″で、51.15万ドル(約5625万円)だった。
4月中旬から5月中旬にかけて、中堅のスワン(Swann Auction Galleries)、ボンハムス(Bonhams)、ドイル(Doyle Auctions)ヘリテージ(Heritage Auctions)のオークションがニューヨークで開催される。こちらの中心は中低価格帯の作品となる。大手での好調が継続するかを注目したい。
(1ドル/110円で換算)

写真展レビュー
テリ・ワイフェンバック「The May Sun」 IZU PHOTO MUSEUM

米国人女性写真家テリ・ワイフェンバック(1957-)の「The May Sun」展がIZU PHOTO MUSEUMでスタートした。彼女は写真で表現するアーティストとして20年以上のキャリアを持つが、国内外の美術館では初個展とのことだ。

本展は、4つのパートから構成されている。導入部分で初期作品の紹介的な意味合いで「In Your Dreams」などのフォトブックを紹介している。続く2つのメインギャラリーでは「The May Sun」と「The Politics of Flowers」を展示。出口近くのスペースでは彼女の新しい試みの映像作品やインスタレーションを展示している。同作はデジタルカメラ使用で制作可能になった動画作品の可能性を探求した実験的な要素が強い。
本展の中心展示は「The May Sun」、「The Politics of Flowers」となる。前者は数年前の伊豆滞在時にデジタルカメラで撮影された、デジタルCプリントとアーカイバル・ピグメント・プリントで制作されたカラーによる自然風景の大判サイズ写真。後者は2005年にフランスの出版社onestar pressに招待されて制作したフォトブックからのセレクションとなる。現在でも紛争が絶えないパレスチナの地。19世紀、聖地巡礼者の間では、同地で咲く花で制作された押し花帖がエルサレム土産として人気があったという。展示作品は、ワイフェンバックがネットオークションで購入した押し花帖からスキャニングされて制作された小ぶりのモノクロのアーカイバル・ピグメント・プリントだ。この制作アプローチは現代アート分野の表現で見られる、ファウンドフォトを再解釈して作品化する方法に近い。
この二つはあらゆる面で全く性格の違う種類の写真といえるだろう。それゆえ本展全体のテーマとコンセプトがやや分かり難くなっている。彼女の写真を知らない人は、まったく関係のない2作品の展示と受け取るかもしれない。
4月9日にワイフェンバックと写真史家の金子隆一氏のトークイベントが開催され、上記2作について本人の口から断片的かつ間接的に展示意図が語られた。ここでは、私なりに彼女が本展で何を表現しようとしているのかを分析してみたい。
「The Politics of Flowers」は、21世紀の現在でも世界中で紛争が絶えない状況を暗喩した作品ではないか。彼女は母親の死をきっかけに同作制作を思いついたという。押し花帖を手にとることで、彼女の思いは母との死別で精神的に打撃を受けている自分と同じように、家族、友人、仲間、親戚の死や負傷に直面しているパレスチナの地の人々の存在へと及んだという。
海外のアーティストは、自由平等、差別反対などの様々なメッセージを世界に対して作品や行動で発信する人たちだ。ワシントンD.C.在住のワイフェンバックも、女性に差別的な発言を繰り返してきたトランプ氏に抗議するデモに参加したという。最近でも、世界各地で発生するテロ事件、シリアやアフガニスタンでの紛争のニュースがマスコミで報道されている。彼女が本展を構想し始めた時期よりも世界の状況は混迷を深めている。彼女が理想としている状況が遠のいているといえるだろう。彼女はモノクロは破壊や衝突を表すとしている。色のない押し花作品はまさにこのような状況が現存するという問題点の提示なのだ。
「The Politics of Flowers」が破壊なら、「The May Sun」はそれに対する再構築を意味すると語っている。つまり前者で行った現状認識および問題提起に対する彼女の回答だと理解したい。ワイフェンバックは場所の持つ気配を感じ取って写真で表現するのを得意とする。それはオランダ北東部のフローニンゲンで制作された時代の変遷により歴史から消えた場所の残り香を紡ぎだした”Hidden Sites”(2005年)などで見ることができる。
私は本作を見て、彼女は歴史を大きく遡って古の日本人が伊豆の山河に感じた神々しさ、言い方を変えると八百万の神を表現していると直感した。
それは自然を神の創造物ととらえ、人間が支配し管理するものだという西洋の考え方への疑問符なのだ。一方で日本では、優美という価値観を持ち、自然に神の存在を感じて共に生きるというメンタリティーを古来から持っていた。天然資源を消費することで経済が発展し人類は豊かになったものの、世界的な環境破壊、それが原因とみられる気候変動も引き起こした。いま西洋の合理主義的な考え方に多くの人が限界を感じ始めている。それに対して様々な対処方がある。自然とともに生きるという考え方の採用も一つの選択肢として説得力を持つだろう。ワイフェンバックは、その思想が文明が犯してきた破壊に対しての再構築の意味合いを持つと考えているのだ。
「The May Sun」の多くの写真はクレマチスの丘で撮影されている。その広大な庭園の美しい自然は多くの人によって手入れがされて育まれている。このような配慮が生まれてくる背景にある哲学が、自然との一体感だと彼女は見ているのだ。ただし彼女の伝えたいメッセージは100%の西洋否定、東洋称賛ではない。アーティストは決して夢見るロマンチストではなく、現実的に世界を見ているのだ。つまり極端に行き過ぎないバランス感覚を持つことが重要ということだろう。
歴史的背景の違う西洋人のメンタリティーが急に変わることはない。また今まで続いてきた経済成長優先の社会システムも同様だ。しかし彼らでも、自然を愛して共存する感覚を持てれば、考えが違う人に対する配慮が多少なりとも可能になるのではないかというメッセージなのだ。もちろん、それはトランプ大統領にも向けられているのだろう。
これは本人の意図はともかく、日本人に対してのメッセージだとも受け取れる。私たちは自然を愛する感覚やメンタリティーも持つが、感覚や共同体の空気に流されがちで、自ら考えることができないという欠点も持つ。私たちも西洋人とは逆の方向で、意識的にバランス感覚を持たなければならないのだ。
本展は非常に大きいテーマを取り扱っている。オーディエンスは作品の表層を鑑賞するだけでなく、意識的にアーティストのメッセージを読み解く努力が必要になる。それができれば、彼女が長年にわたり植物、自然を被写体として作品を制作してきた理由を理解できるだろう。もしかしたら、ウェイフェンバックは無意識のうちに撮影していたのが、本展企画に際して日本の山河を初めて本格的に撮影する機会を得て、新たな気付きがあったのかもしれない。そうであるならば美術館のキュレーションが見事だったということだ。
また同館が彼女のカラー作品と比べて地味な印象だった「The Politics of Flowers」に光を当てた点も重要だ。同作は彼女のカラーの風景作品と対をなして存在する事実が見事に提示された。かつてギャラリーの来場者から、彼女の明るくカラーフルな写真に何か怖さを感じる、デヴィット・リンチの映画ブルーベルベットを思いだしたという意見を聞いたことがある。彼女の中での「The Politics of Flowers」の意味を知ると、そのような印象を持つ人がいるのに納得できるだろう。

本展は、ワイフェンバックのキャリアの中で極めて重要な展示になっている。

IZU PHOTO MUSEUMS

テリ・ワイフェンバック写真展
“Certain Days”がスタート!

ブリッツ・ギャラリーは、米国人写真家テリ・ワイフェンバック(Terri Weifenbach、1957- )の写真展「Certain Days」を4月13日(木)から開催する。
ブリッツでは2014年に開催した「Hidden Sites」以来の5回目の個展となる。本展は2017年4月9日から静岡県三島のIZU PHOTO MUSEUMで行われている、国内外の美術館での初大規模個展「The May Sun」に合わせての開催となる。同展のパンフレットと入場割引券をブリッツ店頭で配布しているので興味ある人は声をかけて欲しい。(数に限りがあります)
今回の展示は、ワイフェンバックの約20年以上にわたる写真家キャリアを振り返る内容。IZU PHOTO MUSEUMでは、2005年に発表された「The Politics of Flowers」(onestar press刊)と、伊豆に長期滞在して撮り下ろされた最新作「The May Sun」シリーズ、映像やインスタレーション作品が展示されている。こちらのレビューは近日中に紹介する予定だ。
ブリッツの展示では、「In your dreams」(1997年)、「Hunter Green」(2000年)、「Lana」(2002年)、「Hidden Sites」(2005年)、「Some Insects」(2010年)、「Between Maple and Chestnut」(2012年)からの作品セレクションとなっている。
デビュー作の「In your dreams」は、マーティン・パーとジェリー・バジャー著のフォトブック・ガイド「The Photobook:A History volume II」(Phaidon Press、2006)に取り上げられている。同書で著者は”ワイフェンバックは美しい写真を撮影している。多くの写真家は美しさの表現で失敗を犯している。それは彼らが”きれい”や”かわいい”をアートと混同しているからだ。しかし彼女の写真はただ表層的に美しいのではなく、深い洞察力を持って表現されている”としている。そして、毎日の経験を日記的に抽出するアプローチは、撮影対象が全く異なるがナン・ゴールディンと同じだとしている。私はこの文章は彼女の作品を最も的確に評論していると考える。
デビュー作刊行から約20年が経過しても、ワイフェンバックの写真世界は一貫している。撮影された場所や時期が違っても、自然風景や植物が主要な撮影対象であることに変わりはない。そして、彼女はそれらに自然を愛し崇拝する感覚を持って接している。また私たちの目に見えない、場所特有の雰囲気や気分を感じ取り作品に反映させてきた。私たちが普段は見過ごしてしまうような何気ないシーンが、彼女の手にかかると特別な写真世界へと高められるのだ。
多忙な現代人にとって、身の回の自然や動植物、場所の記憶などは完全に無意識化された存在だろう。彼女は、自作を通して、忙しい生活の中で自分を見失いがちな人たちがそれらに意識的になり、さらに自らを客観視して元気になることを願っているではないだろうか。
写真作品と同様に、ワイフェンバックの写真集を通してのヴィジュアル表現は極めて高く評価されている。今までに刊行された多くの写真集のうち、初期作品は貴重かつ高価なコレクターズ・アイテムとなっている。
本展では、「Instruction Manual No1 : 21 May 1995」、「Instruction Manual No2 : 21 April 1996」、「Instruction Manual No3 : 25 June 1996」、「In your dreams」、「Hunter Green」、「Lana」、「The Politics of Flowers」、「Another Summer」など、彼女の手掛けた写真集も展示している。一部の写真集は購入可能だ。また同展の限定カタログには写真作品とともにコレクター向けに詳細な情報満載の写真集ガイドも収録している。
本展では、現在はデジタル化の進行で制作が困難になった貴重なタイプCプリント作品18点と、多数の写真集が展示される。ぜひワイフェンバックの20年以上にわたる写真世界の変遷を堪能してほしい。

2017年春のNYアート写真シーズン到来! 最新オークション・レビュー(1)

春の訪れとともに、いよいよ今週から2017年ニューヨーク・アート写真・オークション・シーズンが始まった。外部環境は、昨秋の定例オークション後にドナルド・トランプ米国新大統領が選出。新大統領の政策による景気回復期待からダウ工業株平均が史上初の2万ドルの大台を越えて推移してきた。3月1日には株価は終値の史上最高値2万1115.55ドルを付けたものの、その後は医療保険制度改革(オバマケア)の代替法案の採決取りやめなどで政策への期待感後退から調整局面を迎えている。しかし税制改革への期待から、株価はいまでも2万ドル台の高値を維持している。明らかに1万8000ドル台だった昨秋よりは相場環境は良好だといえるだろう。

今春は、複数委託者による通常オークション前の4月3日~4日にフィリップスが”The Odyssey of Collecting”セールを行った。

これは米国の金融家・慈善家のハワード・スタイン (1926-2011)の膨大な写真コレクションがベースの非営利団体Joy of Giving Something Foundationからの出品となる。同財団からのセールは2014年12月11日~12日ササビーズNYで開催された”175 Masterworks To Celebrate 175 Years Of Photography: Property from Joy of Giving Something Foundation”以来となる。同セールでは、単独コレクションからの最高合計落札金額の2132万ドルを達成している。

今回も、19~20世紀の貴重なヴィンテージ・プリントなどの逸品が、イーブニングセール43点、デイ・セール185点にわかれて入札された。落札予想価格が1万ドル越えの出品が全体の3/4を占めていた。
結果は、全体の落札率は約84%、昨年のオークション平均が61.75%だったので極めて好調なだったといえよう。しかし、中身をみると高額落札が予想されていた20世紀写真の不落札が多かったのがやや気になる。落札予想価格上限が5万ドル超えの価格帯の落札率は約65%にとどまっている。最高落札が予想されていたのはラースロー・モホリ=ナジの2点で、ともに15万~25万ドルだった。
“Photogram studies for Goerz (negative and positive), 1925″は落札予想価格内の21.25万ドル(約2337万円)で落札。しかし、”Photogram, 1922″は不落札。イーブニングセールに出品された、エドワード・スタイケン”The Spiral Shell” 、アルフレッド・スティーグリッツ”The Terminal”と” Lake George”などのヴィンテージ作品には買い手がつかなかった。
また中国現代美術のジャン・ホァン(Zhang Huan)の”Family Tree”も15万~20万ドルの落札予想価格だったが不落札だった。
フィリップスがメイン・ヴィジュアルの1枚として紹介していたジュリア・マーガレット・キャメロンの”Sappho (Mary Hillier),1865″も、落札予想価格5万~7万ドルの下限以下の4万ドル(約440万円)の落札にとどまっている。
一方で、予想よりも高額落札された過小評価気味の作品も散見されたのでいくつか紹介しておこう。19から20世紀初頭の作品は歴史的価値や被写体の希少性をどのように評価するかによって、予想外の高額落札になることがあるのだ。
だいたいこの分野は個人よりも美術館などの公共機関が購入する場合が多い。
20世紀の彫刻家コンスタンティン・ブランクーシ。彼はマン・レイに写真を学び自作を撮影したことで知られている。”(Bois) Group Mobile (L’Enfant au monde),1917″は、4~6万ドルの落札予想価格のところなんと12.5万ドル(約1375万円)で落札された。
アルヴィン・ラングダン・コバーンのプラチナ・プリント”Self Portrait,1905″は、2~3万ドルの落札予想価格のところ9.375万ドル(約1931万円)で落札。19世紀の英国人写真家のベンジャミン・ブレックネル・ターナーの”Trees (Pepperharrow Park)、circa 1853″も、2.5~3.5万ドルの落札予想価格のところ、何と16.25万ドル(約1787万円)の高額で落札。ジュリア・マーガレット・キャメロンの天文学者ジョン・ハーシェルのポートレート作品”Sir John Herschel, 1867″は、落札予想価格2~3万ドルの落札予想価格のところ11.25万ドル(約1237万円)で落札されている。
4月4日~6日にけて、クリスティーズ(179点)、ササビーズ(188点)、フィリップス(118点)で複数委託者中心のオークションが開催される。クリスティーズではアンセル・アダムスの名作”Moonrise, Hernandez, New Mexico, 1941″の100.3 x 143.8 cmサイズが注目されている。こちらの落札予想価格は40万~60万ドルとなっている。
オークション結果の分析は”オークション・レビュー(2)”で紹介する予定だ。
(換算レート 1ドル/110円)