■ 小林基行写真展『スクールガール・エバーグリーン』
(2005.9.13-10/22)

現在コマーシャル分野で活躍する一方で、ドキュメント、ポートレートでの作家活動を精力的に行っている小林基行の写真展です。
彼が長年追求している主要テーマのひとつが写真による現代の美人画です。2004年にファッション雑誌等で活躍中の現役女子高生のカリスマモデル・女優を起用し、彼女たちの実際の制服姿を撮影した「夏服の少女たち」シリーズを発表しています。これらは小林の中学、高校時代の写真部での夢や経験がイメージの根源になっています。写真家として成熟しつつある時にあえて、原点回帰を試みた作品です。
2005年、「夏服の少女たち」はさらに進化しました。今回は日本の原風景の中に少女と自らの青春を重ね合わせる試みに挑戦しています。本シリーズでは彼の持つ“純粋であり、透明である”という世界観がより明確になります。それは、いま著名写真家たちが雑誌や写真集で少女のエロチシズムを追及するのとは対照的です。発表の場を厳選し、そういった風潮の仕事に安易に取り組まなかったことが小林の写真の純粋さと透明感を与えているバックボーンなのです。
本展では写真集収録、未収録作品を含む約80点のカラー、モノクロ作品が展示されます。
○写真集発売予定
・「スクールガール」新風舎
1680円
・「エバーグリーン」主婦と生活社
2800円
○小林 基行プロフィール
|