Art Photo Site Gallery



マイケル・デウィック 写真展
「The Surfing Life」
- ザ・サーフィング・ライフ -

(2006.5.30-7.15、13時〜19時、日月休み)


米国で現在注目されている新進気鋭写真家マイケル・デウィック(DWECK, Michael)の日本初個展です。
マイケル・デウィックはニューヨーク州生まれの48歳。プラット・インスティチュートで学んだ後、最初に広告フィルム関連の仕事に就きます。その後クリエイティブ・ディレクターとして華々しい実績をあげ、これまでにカンヌ国際フェスティバルでの金獅子賞など40以上の受賞経験があります。2002年より本格的に写真家に転身し、エスクァイヤ、ヴァニティー・フェアーなどの雑誌や広告の仕事を行っています。最近ではファッション・ブランド“セオリー”青山本店のリニューアルオープンの仕事を手がけています。

作家活動にも精力的に取り組んでおり、2003年にサザビーズ・ニューヨーク、2004年に国際写真センター(ICP)で個展を開催しています。2004年のパリフォトにも招待され、作品がルーブルに展示されています。2004年には待望の初写真集「The End: Montauk NY」がHarry N .Abramsから発売されています。

本展で紹介されるのは、ニューヨークの個展で展示され、写真集に収録されている“ザ・サーフィング・ライフ”シリーズからのモノクロ写真約25点です。これはニューヨーク州ロングアイランド東端のモントークという東海岸有数のサーフポイントで暮らすサーファーコミュニティーを撮影した作品です。90年代以降、静かな漁村だったこの町を都会の若者が訪れるようになります。子供のころから何度もモントーク訪れており、特別な感情を持っているデウィックは、自由で享楽的なサーファーたちのライフスタイルが変化していく過程をドキュメントしていきます。長年かけて撮影された現地の若く美しいサーファーたちの生き様は、アメリカ人が理想とする古きよきアメリカン・ドリームの世界そのものです。まるでブルース・ウェバーの名作「オー・リオ・デ・ジャネイロ」のモントーク版のような感じすらします。実際二人は友人で、モントークのウェバーの別荘でともに過ごすこともあるそうです。また、二人のオリジナル・プリントを製作するプリンターも偶然にも同じ人物だそうです。米国のコレクターやギャラリーは、早くもデウィックをウェバーの世界観を受け継ぐ次世代写真家として大きな期待をかけているとのことです。

戦後生まれの日本人は誰しもアメリカ文化の影響を受けています。多くのアメリカ人を魅了した、モントークでのサーファーたちのアメリカン・ライフは日本人にとっての憧れのライフスタイルでもあるのです。特にブルース・ウェバーが好きな方なら、間違いなくデウィックの写真世界に共感していただけると思います。










すべて©Michael Dweck

exhibition list
Art Photo Site