明治の写真展「華はなのかげ影」
華族たちの絵画主義 ピクトリアリズムを追って

JCIIフォトサロン(半蔵門)

「華影(はなのかげ)」とは、華族の写真愛好者によって明治35年(1902)頃から明治41年(1908)頃にかけて刊行された、同人誌とも言える写真集の名称です。掲載された写真は全てコロタイプという技法で印刷されています。刊行の趣旨や目的、発行年月日や発行者などの奥付情報は一切なく、限られた人の間で回覧されていたと思われる、大変希少な写真集です。明治40年(1907)からは、日本でのコロタイプ印刷の第一人者小川一真と、洋画家黒田清輝による印画評と採点が加えられ、華族たちは優劣を競い合いながら写真を楽しんでいました。
本展では、「華影」13冊と、「華影」休刊後に同じグループが発行した「富岳集」1冊の中から、徳川慶喜や昭武をはじめとする旧大名や公家である33名の華族による絵画的な写真作品、87点が展示されます。

開催情報
2月5日(火)~3月3日(日)
10:00~17:00、
毎週月曜日(ただし、祝日の場合は開館)
入場無料



静岡大崩海岸  撮影:徳川慶喜
コロタイプ印刷 10.9×15.2 cm

Art Photo Site では出来る限り正確な情報掲載を心がけておりますが、諸事情により掲載情報が事実と異なる事もあります。
最新の詳しい情報は開催者に直接ご確認下さい。