「覚醒する写真たち」 今 道子 + 佐藤時啓

FUJIFILM SQUARE 写真歴史博物館(六本木)

80年代後半から活動している今 道子、佐藤時啓の作品が会期を分けて紹介されます。二人には、写真以外の美術から写真表現に転じたこと、三次元のオブジェや身体的運動を印画紙という二次元に完結させていること、プリント作品を最終形態としていること、という共通点があります。

今 道子(1955— )は、版画を学んだ後写真に転じ1985年から本格的な作家活動に入りました。野菜や魚、果物といった食物、帽子やハイヒールなどの素材を緻密に組み合わせたオブジェを制作し、自ら撮影して印画紙に焼き付ける独自のスタイルによる作品を発表しています。

佐藤時啓(1957— )は、東京芸術大学美術学部および同大学大学院で彫刻を学んだのち、1980年代後半に彫刻の制作から写真に転じました。作家自身がペンライトや鏡を持ってカメラの前で動き回り、長時間露光でその光の痕跡や空間をとらえた代表作〈光-呼吸〉シリーズで知られています。

開催情報
Part1 : 9月1日(日)~10月29日(火)
今 道子「蘇生するものたち」
Part2 : 10月30日(水)~12月27日(金)
佐藤時啓「呼吸する光たち」
10:00~19:00、入場は18:50まで
会期中無休、入場無料




《#323 Yotsukura》1996 シリーズ〈光-呼吸〉より
写真:佐藤時啓  ©Tokihiro Sato

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