森村泰昌:
エゴオブスクラ東京2020−さまよえるニッポンの私

原美術館(北品川)

森村泰昌(もりむら やすまさ)は、1985年ゴッホの⾃画像に扮するセルフポートレイト写真を制作。それ以降、⼀貫して「⾃画像的作品」をテーマに作品を作り続けるアーティストです。これまで、ゴッホ、ベラスケス、ゴヤ、フェルメール、フリーダ カーロといった⻄洋絵画、映画などのポップカルチャー、レクイエムシリーズにみられる報道写真まで、さまざまな主題を通して、アイデンティティーや、ジェンダーの問題を投げかけるだけでなく、メディアとしての絵画や写真とは何かといった問題への考察を行ってきました。

森村は、2018 年にニューヨークのジャパンソサエティーで展覧会「Yasumasa Morimura: Ego Obscura」を開催しました。
本展はその凱旋展で、新作旧作含め約20点の作品が展示されます。新たに再編集された映像作品「エゴオブスクラ」と、この映像を用いて会期中開催される作家自身によるレクチャーパフォーマンス「エゴオブスクラ東京2020 バージョン」を通じて、作家は日本近現代史、文化史に言及します。

*レクチャーパフォーマンスは満席となり予約受付を終了しています。

森村泰昌(もりむら やすまさ)は1951年⼤阪市⽣まれ、京都市⽴芸術⼤学美術学部卒業、専攻科修了。
主な個展に「森村泰昌 美に至る病−女優になった私」(横浜美術館 1996 年)、「森村泰昌 [空装美術館] 絵画になった私」(東京都現代美術館ほか 1998 年)、「私の中のフリーダ 森村泰昌のセルフポートレイト」(原美術館2001 年)、「森村泰昌:なにものかへのレクイエム−戦場の頂上の芸術」(東京都写真美術館ほか 2010 年)、「Yasumasa Morimura: Theater of the Self」(アンディ・ウォーホール美術館/ピッツバーグ 2013 年)、「森村泰昌:⾃画像の美術史―「私」と「わたし」が出会うとき」(国⽴国際美術館 2016 年)、「Yasumasa Morimura. Thehistory of the self-portrait」(国⽴プーシキン美術館/モスクワ 2017 年)、「Yasumasa Morimura: EgoObscura」(ジャパンソサエティー/ニューヨーク 2018 年)などがあります。
2014年にはヨコハマトリエンナーレ2014のアーティスティックディレクターを務め、2018年に ⼤阪北加賀屋に「モリムラ@ミュージアム」を開館するなど多方面で活動しています。
2007年度 芸術選奨⽂部科学⼤⾂賞、2011年 第52回毎⽇芸術賞、⽇本写真協会賞。同年秋、紫綬褒章を受章。
近著に「森村泰昌/全⼥優」「まねぶ美術史」「対談 なにもかへのレクイエム/20世紀を思考する」「美術、応答せよ」など。

開催情報
1月25日(土)~4月12日(日)
11:00~17:00
水曜は20:00まで
入館は閉館時刻の30分前まで
休館日
毎週月曜日(ただし、2/24は開館し、2/25は休館)
入場料
一般1,100円/大高生 700円/小中生 500円




「モデルヌ・オランピア 2018」2018
©Yasumasa Morimura

Art Photo Site では出来る限り正確な情報掲載を心がけておりますが、諸事情により掲載情報が事実と異なる事もあります。
最新の詳しい情報は開催者に直接ご確認下さい。