長崎県美術館コレクション展
「 奈良原一高 人間の土地 」

長崎県美術館

今会期の同館コレクション展では今年1月19日に亡くなった奈良原一高の「 奈良原一高 人間の土地 」展が開催されます。
奈良原一高(1931-2020)は福岡県生まれ。国内外で高い評価を得ている戦後日本を代表する写真家の一人です。1954年に中央大学法学部を卒業後、1959年に早稲田大学大学院文学研究科芸術学専攻修士課程を修了。同大学院在学中より、初の個展「奈良原一高写真展 人間の土地」(1956年、松島ギャラリー)を開催するなど写真家として活動を始め、1959年には、川田喜久治、細江英公、東松照明等とともに写真家によるセルフ・エージェンシー〈VIVO〉(61年解散)を結成しました。60年代からはパリ、東京、ニューヨークと拠点を移しながら、1974年以降は東京を拠点に作品を発表。国内外の美術館で個展が開催されるなど長年にわたって活躍を続けてきました。
主な作品集に、 ヨーロッパ・静止した時間(1967) ジャパネスク(1970) 消滅した時間(1975) ヴェネツィアの夜(1987) など。
主な美術館での個展に、「Ikko Narahara」(初の回顧展、2002年ヨーロッパ写真美術館、パリ)、「奈良原一高 時空の鏡―シンクロニシティ」(回顧展、2004年東京都写真美術館)、「手のなかの空―奈良原一高 1954-2004」(回顧展、2010年島根県立美術館、長野県立美術館)、「奈良原一高 王国」(個展、2014年、東京国立近代美術館)など。

奈良原は、長崎の沖合に浮かぶ端島(軍艦島)と桜島の麓の黒神村を取材したフォトエッセイ『人間の土地』で写真家としての一歩を踏み出しました。本展では奈良原一高への追悼の意を込め、奈良原のキャリアの原点である作品群が展示されます。

開催情報
4月4日(土)~6月7日(日) 臨時休館中
10:00~20:00
最終入館は19:30
休館日
毎月第2・第4月曜日、祝日の場合は火曜日
入場料
一般 420円/大学生・70歳以上 310円/小中高校生 210円



奈良原一高《緑なき島 軍艦島/岩壁》
ⓒNarahara Ikko Archives

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