Yasuhiro Ishimoto: Someday, Chicago

Depaul Univ Art Museum, 2018

石元泰博


石元泰博(1921-2012)は、20世紀で最も影響力のある日本人写真家の一人といわれています。1921年、米国サンフランシスコ生まれ、1924年に高知に移住、1939年に単身渡米しています。第二次世界大戦の間に米国の捕虜収容所に収容され、1945年にシカゴに降り立っています。その後、シカゴ・インスティテュート・オブ・デザインのニューバウハウスで写真を学び、1952年に卒業。1969年に日本国籍を取得しました。代表写真集に"ある日ある所"(1958年、芸美出版刊)"桂-日本建築における伝統と創造"(1960年、エール大学・造形社刊)"シカゴ・シカゴ"(1969年、美術出版社刊)などがあります。

本書は、2018年秋にシカゴのデポール美術館(DePaul Art Museum)で開催されている 同名の展覧会
際して刊行。同展では、石元とシカゴとの深い関係性を探求しています。
彼はシカゴで写真を学ぶとともに、1958年~1961年にかけても滞在。キャリアを通して何度となくこの町を訪れています。石元のモダニストの視点はこの地で展開していきます。シカゴ・インスティテュート・オブ・デザインのラースロ・モホイ=ナジ、ハリー・キャラハン、やアーロン・シスキンなどの指導を受けて重要な作品を制作。またシカゴのストリートで、米国全土で起きていた社会の大きな変革が反映されたシーンを撮影しました。

モノクロ・カラー図版と共に、展覧会キュレーターJasmine AlinderJohn Tainによる詳しく書かれたエッセーを掲載。ハードカバー: 152ページ、サイズ 22.9 x 1.8 x 26.7 cm、多数の図版を収録。