Koudelka: Returning

Kant, 2018

Josef Koudelka(ジョセフ・クーデルカ)


ジョセフ・クーデルカ(1938-)は、マグナムのメンバーとして活躍しているチェコスロバキア出身の写真家。劇場写真家としてキャリアを開始し、19611967年にかけて主に東欧でジプシーを撮影。1968年に反ソ連デモが続くプラハへのソ連軍の侵攻を撮影し世界的に注目されます彼はジプシーのように旅の中に生きることを好み、欧州辺境などで生きる人々の消え行くコミュニティーや風景のなかの誕生、結婚、死などを中心に撮影しています。いまでは、被写体の人々のようなクーデルカの生き方自体に作家性が認められ、世界中の美術館で展覧会が開催されています。

本書は、クーデルカ80歳の誕生日を記念してプラハのMuseum of Democrative Arts(2018322日~923)などで開催された展覧会に際して刊行。
企画発案と編集は、徹底して完璧さを求め、妥協しないクーデルカ自身によります。収録作品はいまや伝説になっている代表シリーズの、"Beginnings""Experiments""Theatre""Gypsies""Invasion 68""Exiles""Panorama"など。
本書にはいまや世界の写真界の規範的な存在となったクーデルカの写真作品のほかに、他に類を見ないドキュメンタリー情報が含まれています。それらは、日記からの抜粋、コンタクト・プリント、"Invasion 68"シリーズ準備のための本や雑誌の実物大見本、友人や個人的な生活の写真などです。彼のいままでの人生と作品を包括的に振り返る内容になっています。

ハードカバー: 307ページ、サイズ 24.8 x 3.2 x 31.1 cm
多数の図版を収録。

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ジョセフ・クーデルカ プロフィール