Berenice Abbott:
Portraits of Modernity

Fundacion Mapfre, 2012

Berenice Abbott(ベレニス・アボット)


米国人女性写真家のベレニス・アボット(1898-1991)は、1923年にパリでマン・レイのアシスタントになり写真を学びます。1925年頃に自身の写真スタジオをオープン。代表作は、1920年代のパリでのポートレート、1930年代の変わりゆくニューヨークのドキュメンタリーです。彼女は1927年に晩年のアジェに会い、その写真に魅了されます。その後プリントと乾板を購入し、アジェ作品を世界に紹介した功績でも知られています。

本書は、スペイン・マドリードのマフレ財団(Fundacion Mapfre)で、アボット作品のモダニティティをテーマにキュレーションされた展覧会に際して刊行。彼女の作品を「ポートレート」、「都市の写真」、「科学的写真」の3つのカテゴリーで紹介しています。
最初のセクションは、1920年以降の世界を変えた人たちの型破りなポートレート。それらは、作家のデューナ・バーンズ、雑誌ザ・ニューヨーカーのジャネット・フラナー、芸術家のジャン・コクトー、小説家ジェームス・ジョイスなどです。
2セクションは、アボットとの関係性を考慮したニューヨークの眼が眩むほどの都市のポートレートと彼女が魅了されたアジェの作品です。アジェ作品はアボットが彼のネガからプリントした写真です。
3セクションは1940年代後半から取り組み始めた、自然界のさまざまな現象を撮影した科学的写真作品となります。

ハードカバー: 263ページ、サイズ 24.8 x 2.5 x 30.5 cm
190点の図版を収録。


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ベレニス・アボット プロフィール