Koudelka

Aperture, 2007

Josef Koudelka(ジョセフ・クーデルカ)


ジョセフ・クーデルカはチェコスロバキア出身。1968年に反ソ連デモが続くプラハへのソ連軍の侵攻を撮影し世界的に注目されます。その後、1970年に英国に亡命、1987年にフランス国籍を取得するなど波乱のキャリアを歩んでいます。1971年以来はマグナムのメンバーとして活躍しています。
彼はジプシーのように欧州辺境を自由に放浪することを好み、消え行くコミュニティーや風景のなかの誕生、結婚、死などの人々の日常生活を中心に撮影しています。 “Gypsies”、“Exiles”などの代表的写真集は現在絶版で入手困難です。

本書は初期作品から最近のパノラマ写真による風景まで、彼の約30年以上に渡る仕事を初めて本格的に回顧するものです。一部未発表作品を含むモノクロ約160点が収録されています。彼の写真集を何度も手がけている、ロベルト・デルピエール氏は「彼は撮影する、どんな場所、題材、人間に対しても、研ぎ澄まされた視点と愛情を持って取り組んでいる。本書は彼が人並みはずれたパワーと個性を持つことを明らかにしている」と語っています。アナ・ファローヴァ氏など数多くの専門家が多様な視点から彼の作品を探求しています。

ジョセフ・クーデルカ プロフィール