Invasion Prague 1968

Thames & Hudson, 2010

Josef Koudelka(ジョセフ・クーデルカ)


1968年に起きたチェコの変革運動であるプラハの春から約40年。本書は、ジョセフ・クーデルカ(1938-)自らが新たにセレクションした当時の切迫し緊張感が漂う250作品を収録した新刊です。なんと200点近い写真は未発表作品というから驚きです。
クーデルカは8月20日のソ連軍侵攻の僅か2日前に、ジプシー撮影の旅からプラハに帰ってきたとのこと。軍事介入後8日間に渡り撮影されたイメージはどれもすごい力強さを持ち、代表作"ジプシー"や"エグザイルス"への展開を予感させます。 それらの写真は国外に持ち出され、数年後にマグナム・フォトから"無名のチェコ写真家"のルポルタージュとして発表されます。重要なのは、彼がこの事件を決してニュースとしてではなくパーソナルな出来事だととらえていること。 "私は何が起きているかを強く意識した。ここは私の国であり。それは私の問題だ。私はこれらの写真を自分のために撮影した。出版を意図して行ったのではない。" と語っています。

ペーパーバック、サイズ32 x 24.4 x 2.4 cm、約300ページ、
モノクロ約249点を収録。

ジョセフ・クーデルカ プロフィール