Rome + Klein

Aperture, 2009

William Klein(ウィリアム・クライン)


ロバート・フランクとともに現代写真の元祖として知られるウィリアム・クライン(1928-)。彼は、写真集“ニューヨーク”(1956年)で、大胆なレイアウトや、アレ、ブレ、ボケなど従来はタブーだった技法を取り入れたモノクロ写真で世界中の写真家に大きな衝撃を与えました。
写真集の“ニューヨーク”(1956年)、“ローマ”(1959年)、“モスクワ”(1964年)、“東京”(1964年)は、クラインの都市4部作としてコレクター人気が非常に高いシリーズ。古書市場でも入手が非常に困難なレア・ブックです。
1956年に当時28歳のクラインはフェデリコ・フェリーニの映画"The Nights of Cabiria(カビリアの夜)"の助手の仕事でローマを訪れます。撮影開始が遅れたことから、彼は現地の前衛アーティストたちのガイドでローマ市内を散策します。革新的な都市のヴィジュアル・ダイアリーの写真集はこの過程で生まれています。

本書は、この伝説の写真集「ローマ」発売50周年を記念して刊行された改訂版。新しく更新された写真家によるテキストとともに、未発表のローマで撮影されたファッション作品も収録されています。
ハードカバー: 224ページ、サイズ 約25 X 34cm、モノクロ図版約120点が収録。本書は新たにスリップケース入りの2分冊の装丁にリデザインされています。

ウィリアム・クライン プロフィール