Brooklyn+Klein

Contrasto Due, 2015

William Klein(ウィリアム・クライン)


ウィリアム・クライン(1928-)は、写真集「Life is Good & Good for You in New York」(1956年刊)で知られるアメリカ人写真家。従来はタブーだったアレ・ブレ・ボケを駆使して、パーソナルな視点で巨大都市ニューヨークを撮影した上記写真集は、ロバート・フランクの「The Americans」とともに現代写真に多大な影響を与えました。
彼のキャリアは多彩で、ヴォーグ誌などの斬新なファッション写真家、映画"ポリー・マグーお前は誰?"などの監督としても知られています。

本作「Brooklyn」は86歳になるこの偉大な写真家の最新プロジェクト。写真集「Life is Good & Good for You in New York」以来、約60年ぶりに地元ニューヨーク州のブルックリンを新たな視点で撮影しています。ここはアメリカを象徴する人種の坩堝の土地で、それぞれのコミュニティーが強い特徴を持っていることで知られています。街の風景も固有文化が反映された建物が混在するシュールなものになっています。クライン自身はブリックリンを"明日のアメリカ"と呼び、長期間をかけてこの状況をドキュメントしています。多くのネオンサイン、広告、カーニヴァル・ガールや、多民族の住民たちのスナップを通して、この地の騒がしく力強さを見事に表現しています。
本作は、ソニーの依頼によるGlobal Imaging Ambassadors programmeの一環として行われたクラインの初デジタル作品です。全作品がソニーα99で撮影されています。彼は"今回の撮影ではカメラは荷物というよりもパートナーでした。そして予想外の品質であることが明らかになりました"と語っています。

ハードカバー: 116ページ、サイズ 約29.6 x 21 x 1.4 cm、
約100点の図版を収録。

ウィリアム・クライン プロフィール