フランク・ホーヴァット

HORVAT, Frank (1928-)

フランク・ホーヴァット(1928 - )は、オパティジャ(当時イタリア、現ユーゴスラビア)生まれ。両親はともに医者でした。世界各地で暮らした後、1955年以来はフランス在住。
1950年にパリでアンリ・カルチェ=ブレッソンに会い、彼から写真の指導を受けます。1952年、カルチェ=ブレッソンの多大な影響を受け、ライカを手にフリーのフォトジャーナリストとしてアジアへ撮影旅行に向かいます。彼の報道写真は各国の雑誌等で紹介され、一定の評価を得ます。インドで撮影した作品は、1955年にエドワード・スタイケン企画によりニューヨーク近代美術館で開催された「The Family of Man」展に選ばれました。
1957年、彼はパリで雑誌「Jardin des Modes」で、35㎜カメラと自然光でファッション写真を撮影。ルポルタージュの精神で撮影されたファッション写真は新世代のデザイナーに受け入れられ、その後「エル・フランス版」、「ヴォーグ英国版」で仕事を行います。1959年~1962年には米国にも進出、「ハ―パース・バザー」、「エスクワイア」、「グラマー」などで活躍します。1966年には実験的映画にも取り組んでいます。
また彼は画像処理ソフトのフォトショップを最初に作品に取り入れた写真家としても知られています。
1980年代には、写真家へのインタビューを継続的に行い「Entre Vues」(Nathan、1990年刊)としてまとめています。日本版は「写真の真実」(トレヴィル、1994年刊)として刊行されました。


Frank Horvat: Please Don't Smile