パトリック・デマルシェリエ

DEMARCHELIER, Patrick (1943-)

パトリック・デマルシェリエは1943年フランスのパリ近郊の小さな村に生まれます。19歳の時に初めて小さなラボで写真の仕事を得ています。 その後1975年までに彼は写真家としての実力を認められニューヨークに渡ります。 1980年代は主にコマーシャル分野で大成功するとともに、 マドモアゼル、ローリングストーン、ライフ、コスモポリタン、ヴォーグなどで仕事を行っています。 また映画コーラスラインなどのキャンペーン用の撮影でも知られています。彼は1992年ハーパース・バザー誌と専属契約して第2のピークを迎えます。クリエイティブ・ ディレクターのファビアン・バロンと作るファッションイメージはその後しばらくの間、 同誌のファッションページを席巻しました。同時にセレブリティーのポートレート写真の依頼も殺到しました。当時は一日のギャラが5万ドルといわれ、世界で一番高価な写真家と言われていました。

彼の写真は鋭いコマーシャル・センスとアート・テイストとの微妙なバランスを持っていることが特徴です。失敗の許されないメジャー化粧品の広告キャンペーンやトップ誌のファッション・ページで引っぱりだこなのはその辺の理由によると思われます。

彼は英国人以外で初めて英国王室の写真撮影に招かれ、ハーパース・バザー誌の表紙を飾った有名な故プリンセス・ダイアナ妃のポートレート撮影などを行なっています。
2008年から2009年にかけて、プティ・パレ、パリ市立美術館で写真展 “Patrick Demarchelier: Images et Mode”が開催されています。また、映画「プラダを着た悪魔」でメリル・ストリープ演じる編集長にたびたび電話をかけてくる「パトリック」とは彼のことです。


Patrick Demarchelier (2014)


Patrick Demarchelier (2009)


Patrick Demarchelier : Forms


Patrick Demarchelier : Photgraphs