フランセスコ・スカヴロ

SCAVULLO, Francesco (1921-2004)

フランセスコ・スカヴロは1921年1月16日生まれ。子供の頃から映画、映像を愛し、9歳でホーム・ムービーを制作、11歳で写真を開始しています。ヴォーグ誌のスタジオ・アシスタントを経験後、ホルストからファッション写真のノウハウを学びます。
19歳のときに新刊されたセブンティーン誌でプロとしてデビュー、1955年にはブロドビッチに招かれハーパース・バザーに移籍します。その後、ローリング・ストーン誌、ライフ誌、タイム誌、ヴォーグ誌、コスモポリタン誌などの表紙を撮影するようになります。また、バーバラ・ストライザンドの映画「スター誕生」のポスター、エドガー・ウインターやダイアナ・ロスのアルバムカバー写真も行なっています。

彼の多彩なキャリアの中でも、1965年から30年にわたって続けたコスモポリタンの表紙の仕事が非常に有名です。「「コスモ誌の表紙は時代のイコンとなり、私もそれとともに有名になった」と本人は語っています。ヘアスタイルやメークアップにも興味を持ち、1970年代に刊行されたベストセラー写真集"Scavullo On beauty","Scavullo Women"などでアメリカにおける女性美、ファッションにも影響を与えています。

彼はブルック・シールズ、ファラ・フォーセット、グレース・ケリー、エリザベス・テーラー、ダイアナ・ロスなどのセレブリティーのポートレート写真としても知られています。過去30年間の有名人はローマ法王、マリア・カラス、マリリン・モンロー以外全て撮影しただろう、と本人は語っていました。

作家としては1989年にはシルクスクリーンを使った作品制作を開始しています。写真作品はメトロポリタン美術館などに収蔵されています。

2004年1月6日、心臓機能停止で亡くなりました。82歳でした。


Scavullo: Photographs 50 Years