■Artist's Story■
ブルース・ウェバー |
WEBER, Bruce
1946- |
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Bruce Weberの絶版写真集は当サイトのオンラインショップで取扱っています。 ウェバーの写真集リストを掲載しています |
彼を有名にしたのは80年代に開始されたカルバン・クラインの一連の広告キャンペーンです。 特に1982年のアンダーウェアーの広告は衝撃的でした。水泳で鍛えられたギリシャ彫刻のような素人をモデルに起用したこの広告写真でウェーバーは一躍時の人に
なりました。 有能なファッション写真家は時代の雰囲気を写真で表現します。ウェーバーが偉大なのは80年代のそんな空気をアンダーウェアー写真を通して具体化したことなのです。
彼の出現でファッション写真自体が変化します。従来、クライエント(広告主)、エディター(編集者)が強い影響力を持って制作に関わっていました。しかし彼の成功でクライエントやファッションエディターが写真家のオリジナリティーを認め、より自由裁量を与えるようになったのです。 写真集は現在までに10冊以上出版されています。初期の写真集は人気が非常に高く、"Bruce Weber" Twelvetree Press 1983、 "O Rio de Janeiro" Knopf NY 1985、"Bear Pond" Bulfinch 1990などはプレミアムがついて7〜10万円と高価です。 多くの本がありますが、真にコレクターに評価されているのは80年代に刊行された写真集です。 また発行部数が多かったので内容が良いのに安く買える写真集もあります。限定数にあまりこだわらずに、本当に好きなウェバーの写真集を手に入れるようにしたいものです。 ウェバーは写真以外にもドキュメンタリー映画等を制作しています。 ボクシング・クラブを題材とした“ブロークン・ノーズ”、 天才ジャズ・ミュージシャンのチェット・ベイカーを 撮り、アカデミー・ドキュメント賞ノミネート作の“レッツ・ゲット・ロスト”、最新作に"A LETTER TO TRUE"(2004)があります。 ウェーバー人気の理由はアメリカ人が思い描く美しい伝統の姿をエッセンスとしている点にあります。 それにモデル、ロケーションの巧みなチョイスとモノクローム写真で
80〜90年代の時代の気分に合致した理想像を作り上げているからだと思います。それは映画しか観たことがない日本人が描くアメリカ人の姿と似ている気がします。
日本のウェバー人気はそのような理由が関係しているのかもしれません。
2005年に映画公開と写真展開催を機に初来日を果たしています。
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