■Artist's Story■
ジャンルー・シーフ |
SIEFF,Jeanloup
1933-2000 |
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この時期に写真の基本的な方法論を確立しますが、“決定的瞬間”を求めるアプローチには完全に共感できず、フリーとなりジャルダン・デ・モードなどのファッションの仕事を行なうようになります。彼はどちらかというと、アーヴィング・ペンの写真集のタイトルにもなった、“保存された瞬間(Moments
Preserved)”の方に共感していたそうです。 60年代のファッション写真は70年代〜80年代に かけてより個人的な作品の方向性を見つけて展開していきます。 彼は濃厚なモノクロ写真と広角レンズを多用して、視覚を意識的に超えた立体的な感じを持った風景、ヌード、ファッションの イメージを探求していきました。 彼が魅了された女性から作り出すイメージは自然な美しさと、透明で乾いたエロチシズムを感じさせ、非常に高い人気を誇っていました。 1986年にはパリ市立美術館で321点の写真展が開催。日本でも80年代後半から90年代前半にかけてパルコ・ギャラリー、ベルコモンズなどで多数写真展が開催された人気の高いアーティストです。女性をモチーフにしたファッション写真はファンが多く、オリジナルプリントや写真集の販売も非常に好調だったと聞いています。 仕事をこだわって選ぶことが有名なシーフですが、最近では海外のファッション誌に掲載されていたアイスクリームのハーゲンダッツのモノクロイメージが印象に残っています。 |