■Artist's Story■
杉本博司
SUGIMOTO, Hiroshi
1948-

"Theaters"


"Black Box"


"Seascapes"


"Dioramas"


"Hiroshi Sugimoto"
(2010)


"Hiroshi Sugimoto"
(2005)


"SUGIMOTO
Conceptual Forms"


"歴史の歴史"


"Sugimoto : Architecture"


"Architecture
of Time"


"Sugimoto Portraits"



"Sugimoto"
 


杉本博司は1948年東京生まれです。立教大学経済学部卒業。
世界各地を旅行後、1970年にカリフォルニアに居を構え、ロサンゼルス・デザインアート・センター・デザイン・カレッジで 写真を学びます。当時はミニマルアートとコンセプチュアルアート花盛りで彼のその後の作風に多大な影響を与えています。1974年にニューヨークに移り、写真を使用して現代美術の活動を開始しています。

1976年から各地の自然史博物館の3次元展示による剥製動物をまるで生きているかのように撮影する“ジオラマ”シリーズを開始しています。
1978年からは光そのものをテーマにした出世作である“劇場”シリーズに取り組んでいます。これは全米各地の1920年〜30年代に建てられた映画館やドライブイン・シアターを訪れて撮影されたものです。映画の上映時間の間シャッターを開き続け、 スクリーンと劇場風景を記録した作品です。
1980年には“シースケープ(海の風景)”シリーズを開始しています。カリブ海、死海、バルト海など世界中の海で同一手法で撮影されたイメージは どれも個性的な表情を持った空と海とに二分割されています。太古も現在も、そして未来においても変わらないであろう空気と水の風景を通して時間の感覚の存在を表現しています。 このシリーズはミニマルアートとして高い評価を得ています。
1997年からは世界的に有名な傑作建造物に取り組んだ“建築物”シリーズ、そして1999年から蝋人形のポートレート撮影(写真集"Sugimoto Portraits")を手掛けています。

最近は建築分野との関わりも持ち始めています。1999〜2002年には ベネッセコーポレーションが運営する瀬戸内海の直島コンテンポラリーアートミュージアムの 護王神社再建プロジェクトの設計にも携わっています。
2003年には東京銀座のメゾンエルメスで「歴史の歴史」展を開催。杉本自身が選んだ古美術品と、 写真作品を組み合わせて一緒に見せる試みを行っています。

明確なコンセプトを持った杉本の美しいオリジナルプリントは国内外で非常に人気が高く、 世界中の主要美術館でコレクションされています。 オークションでは現代美術のカテゴリーで扱われており、個人コレクターの人気も高く、値段は非常に高価になっています。

現在、ニューヨークと東京に居を構えていますが、 ほとんどの時間、進行中のシリーズの新モチーフを捜して世界中を旅しています。

2005年9月より森美術館を皮切りに世界巡回する回顧展「杉本博司:時間の終わり」が開催。 2008年11月には金沢21世紀美術館で「歴史の歴史 杉本博司」が開催されています。

2001年ハッセルブラッド国際写真賞を受賞。
2009年第21回高松宮殿下記念世界文化賞を受賞。


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