■Artist's Story■
ピーター・リンドバーグ |
LINDBERGH, Peter
1944- |
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15歳でいったん学校をドロップアウトし1959年から1964年まではドイツ、スイスの有名デパートのウインドーデザインの仕事を行います。その後南欧や北アフリカを貧乏旅行後、デザインと装飾美術を再び学び始めます。1969年にはデュッセルドルフのギャラリーでコンセプチュアルアートの 絵画の個展を行なっています。写真家のキャリアのスタートは遅く、1971年、27歳のときハンス・リュックスのアシスタントになったのがはじまりです。1973年、彼が29歳の時に広告写真家として独立します。1978年にシュテルン誌に初めてのファッション写真が掲載されたことを機会に拠点をファッションの中心地パリに移します。 1981年の一連のイタリアン・ヴォーグ誌の仕事と1981年〜1982年のコムデ・ギャルソンのファッション・カタログで注目を浴びるように
なります。 彼のベストの作品はドラマティクでコントラストの強烈なモノクロ写真です。ひとつの気に入ったテーマについて時間をかけてイメージを展開させるを好みます。モデルの使い方にも才能を発揮し、黒人のモデルを発掘したり、同一イメージ内にスーパーモデルを何人も起用したりしています。 彼のストーリーを思い起こさせる作品のアイデアはドイツ文化に深く根ざしています。過去の映画の様式がベースになっていることが多く、特に1920年代のドイツ表現主義の映画“メトロポリス”や最近ではヴィム・ヴェンダースの “ベルリン・天使の詩”などに影響を受けていると本人は語っています。 広告キャンペーンの仕事ではジョルジオ・アルマーニ、ダナ・キャラン、カルバン・クライン、 ジル・サンダーなどの欧米の一流デザイナーの撮影を行なっています。1995年には有名なイタリアのタイヤメーカー、ピレリー社の1996年カレンダーに起用されています。 1990年代後半になり彼の写真も変化してきました。今までのストーリー性のある写真をあえて止めて、自然のスナップショット的な写真を好んで撮るようになったのです。 |