2024-6-15

  

Henri Cartier-Bresson: The Decisive Moment

Henri Cartier-Bresson(アンリ・カルティエ=ブレッソン)

Fondation Henri Cartier-Bresson; New版, 2024

「決定的瞬間(The Decisive Moment)」(フランス語で「Images à la Sauvette」)には、 アンリ・カルティエ=ブレッソンのキャリアの最初の20年間の写真作品が収録。 これまでに出版された最も偉大なフォトブックのひとつだと評価されています。

オリジナル版「Images à la Sauvette』は1952年にフランスのヴァーヴ社から出版され、表紙はマティスのオリジナル作品が採用されています。 写真家、有名な美術批評家で出版社のテリアード(Tériade)、そしてキャリア絶頂期の画家とのコラボレーションから生まれた名作なのです。 同年にサイモン・アンド・シュスター社から出版されたアメリカ版は、今では有名になった「「決定的瞬間(The Decisive Moment)」という表現を初めて採用しています。

同書は、ドキュメンタリー的観察と親密な解釈との組み合わせを持ったカルティエ=ブレッソン作品の本質的な二面性を明らかにしています。 アート界で絶大な評価を受けるとともに、写真家ロバート・キャパの言葉を借りれば「写真家のバイブル」とされ、 今日に至るまで、写真家にとって欠かせない参考書となっています。

1952年刊のオリジナル版、および2014年に再版された大判のSteidl版はすでに絶版。ともに高価なコレクターズ・アイテムとなっています。
このたび、アンリ・カルティエ=ブレッソン財団は、この古典的フォトブックを、より小型で実用的なフォーマットで、手頃な価格で、再び手に入れられるようにしました。この最新版には、1952年版と同じ資料が掲載され、アンリ・カルティエ=ブレッソン財団のディレクター、クレマン・シェルー(Clément Chéroux)による、この本の制作、その不朽の人気、タイトルに隠された考察についての包括的な研究が添えられています。

「雑誌はフライドポテトを包んで終わるが、一方で本(フォトブック)は残る」 アンリ・カルティエ=ブレッソン

ペーパーバック : 184ページ、サイズ 170 X 230 mm、多数の図版を収録。



the decisive moment