2024-8-31
畠山直哉は1958年岩手県陸前高田市生まれ。1984年に筑波大学大学院芸術研究科修士課程修了。以降東京を拠点に作家活動を行い、主に自然・都市・写真の関わり合いに主眼を置いた作品を発表してきました。1997年第22回木村伊兵衛写真賞受賞。2001年第49回ヴェネチア・ビエンナーレに参加、第42回毎日芸術賞受賞。作品は、ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、ヒューストン美術館、東京国立近代美術館、東京都写真美術館等に収蔵され世界的に高く評価されています。2011年の東日本大震災における津波で実家と母親を亡くしてからは、故郷・陸前高田の変わりゆくさまを写真に収めてきました。
タカ・イシイギャラリーでは8年ぶりの個展となる本展では、「津波の木」から10点、新作の「Kochi」から30点が展示されます。