2024-10-30
ロベール・ドアノー(1912-1994)はパリ郊外のジョンティイー生まれ。ルノー社のカメラマンなどを経て、1939 年フリーとして活動を開始しました。1949 年から 51 年まで『ヴォーグ』誌の契約カメラマンとして、ファ ッション写真や社交界を撮影。1951 年にはニューヨーク近代美術館で開催された「5 人のフランス人写真家」展に、アン リ・カルティエ=ブレッソン、ブラッサイ、ウィリー・ロニ、イジスとともに出品作家に 選ばれました。ニエプス賞(1956 年)、国内写真大賞(1983 年)など受賞多数。シカゴ美術館(1960年)、フランス国立図書館(1968年)、ジョージ・イーストマン・ハウス(1972年)をはじめ世界中の主要美術館で本格的な回顧展が開催、2012 年には生誕100 周年記念展が世界各地で多数開催されるなど人気写真家の一人です。今年没後30年を迎えました。
本展では、「子供達」「恋人」「酒場」「街路」「芸術家」の5つのテーマで約60点の作品が展示されます。