2025-1-25

コレクション展
奈良原一高 ─消滅した時間
> 長崎県美術館常設展示室4室

奈良原一高(1931-2020)は福岡県生まれ。国内外で高い評価を得ている戦後日本を代表する写真家の一人です。1954年に中央大学法学部を卒業後、1959年に早稲田大学大学院文学研究科芸術学専攻修士課程を修了。同大学院在学中より、初の個展「奈良原一高写真展 人間の土地」(1956年、松島ギャラリー)を開催するなど写真家として活動を始め、1959年には、川田喜久治、細江英公、東松照明等とともに写真家によるセルフ・エージェンシー〈VIVO〉(61年解散)を結成しました。60年代からはパリ、東京、ニューヨークと拠点を移しながら、1974年以降は東京を拠点に作品を発表。国内外の美術館で個展が開催されるなど長年にわたって活躍を続けました。
本展は、長崎県美術館のコレクション展です。アメリカ滞在時の代表作である「消滅した時間」の中から一部が展示されます。

  • 会期・時間:
    2月11日(火祝)~4月6日(日)
    10:00–20:00(最終入場19:30)
  • 休館日:毎月第2・第4月曜日(休日・祝日の場合は火曜日が休館)
  • 観覧料:一般420円、大学生・70歳以上310円、小中高生210円
奈良原一高