2025-3-30
二期にわたって開催される東京都写真美術館の「総合開館30周年記念 TOPコレクション」展。第一期は、「不易流行」と題し約38,000点に及ぶ収蔵作品から選りすぐった写真作品が紹介されます。
「不易流行」は、江戸初期の俳人・松尾芭蕉(1644-1694)が俳句の心構えについて述べた言葉に由来します。変わらないものを知らなくては基本が成立せず、流行を知らなくては新しい風は起こらない、と現代語訳されます。
本展では、「不易流行」をテーマに以下の構成で国内外の作家による約220点の写真作品が展示されます。
〇展示構成
第一室 写された女性たち 初期写真を中心に
第二室 寄り添う
第三室 移動の時代
第四室 写真からきこえる音
第五室 うつろい 昭和から平成へ
〇主な出品作家(予定)
ジャック・アンリ・ラルティーグ、アウグスト・ザンダー、
下岡蓮杖、フェリーチェ・ベアト、オノデラユキ、山元彩香、石内都、
塩崎由美子、片山真理、大塚千野、ドロシア・ラング、
アルフレッド・スティーグリッツ、林忠彦、江成常夫、
菱田雄介、植田正治、杉本博司、山上新平、赤瀬川原平、田村彰英、
長野重一、潮田登久子、鬼海弘雄、瀬戸正人、大西みつぐ、山崎博、
荒木経惟、中野正貴、佐内正史、澤田知子、長島有里枝、
野口里佳、杉浦邦恵、古橋悌二 ほか