
2025-10-15
一ノ瀬 泰造(いちのせ たいぞう)は1947年佐賀県生まれ。1972年1月、第三次印・パ戦争で独立したばかりのバングラデシュに単身で向かい、フォトジャーナリストとしての人生をスタートさせました。その後、カンボジア、ベトナムと激戦地を巡りましたが、1973年アンコールワットへ単独潜入したまま消息を絶ちます。9年後の1982年にアンコールワット北東約10㎞にあるプラダックの草原で埋葬された一ノ瀬の遺骨が確認されました。
本展では、24歳から26歳までフリーランスの写真家として戦地を駆け抜けた一ノ瀬泰造が、バングラデシュ、カンボジア、ベトナムで撮影した戦場の写真や、戦時下を生きる人々の姿をとらえた作品76点(モノクロ64点、カラー12点)が展示されます。
