2023-1-15
鈴木 清 (すずき きよし,1943年–2000年)は福島県生まれ、1969年東京綜合写真専門学校卒業です。卒業後の1969年から70年にかけて『カメラ毎日』に、斜陽となっていく各地の炭鉱を撮影した「シリーズ・炭鉱の町」を発表し、写真家としてデビューしました。定時制高校に通いながら印刷所で働いていた経験を活かし、1972年に初の写真集『流れの歌 soul and soul』を自費出版。以降約30年間の写真家活動の中で8冊の写真集(1冊以外はすべて自費出版)を発表しました。
本展では、3冊目の自費出版となった1982年刊行の『天幕の街』所収作品約40点と、本人の手による貴重なダミー本が展示されす。