2023-4-12

「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 
瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄
> 千葉市美術館

瀧口修造(たきぐち・しゅうぞう、1903-79)、阿部展也(あべ・のぶや、1913-71)、大辻清司(おおつじ・きよじ、1923-2001)、牛腸茂雄(ごちょう・しげお、1946-1983)の4人の作家の交流と創作を通じて、1930年代から80年代にわたる日本写真史の断片を紹介する展覧会です。
技巧的な前衛写真が活発に発表された1930年代、瀧口は、写真におけるシュルレアリスムとは「日常現実の深い襞のかげに潜んでいる美を見出すこと」と語りました。本展は、この思想をひとつの軸とし、4人の作家の思想や作品を通じて、戦前から戦後へと引き継がれた「前衛」写真の精神が2会期に渡って紹介されます。

  • 会期・時間:*前後期で作品は大幅に展示替えされます。
    前期:4月8日(土)~4月30日(日)
    後期:5月2日(火)~5月21日(日)
    10:00~18:00(金・土曜曜は20:00まで)
    入場は閉館の30分前まで
  • 休館日・休室日:4月17日(月)、5月1日(月)※第1月曜日は全館休館
  • 観覧料:一般 1,200円、大学生 700円、小・中学生、高校生無料
前衛写真の精神