2023-4-13
デヴィッド・ボウイのアルバム発売から50年、ブライアン・ダフィーによる象徴的な「稲妻」のジャケット写真の制作過程を掘り下げる展覧会です。
アルバム『アラジン・セイン』では、ボウイの音楽の創造性と同時に、ブライアン・ダフィー(1933-2010)が撮影した驚くべきイメージがジャケットに採用されました。
本展では、ボウイの「稲妻」ポートレートを撮影したフォトセッションを中心に、ボウイのイメージの継続的な再構築と、ダフィーとともに、セクシャルおよびジェンダー・アイデンティティの再構築におけるボウイの役割を探求しています。
カミーユ・パグリア教授は、この肖像画を「過去半世紀で最も象徴的で影響力のあるアートイメージの一つであり、世界中の広告、メディア、エンターテインメントで複製され、パロディ化されている」と定義しました。
息子のクリス・ダフィーは、「父が描いたボウイのイメージは、しばしばポップのモナリザと呼ばれています。しかし、それはアナログのフィルムを使った短時間のスタジオ撮影の結果であり、その後、画像処理に出さなければならなかったことを忘れてはならなりません。当時はインスタントデジタル画像もフォトショップもありませんでした。しかし、この作品がずっと続いているのは驚くべきことであり、延々とリウォークされ続けているのです。世界のどこに行ってもTシャツになっています」。
本展は、Chris DuffyとGeoffrey Marshのキュレーションによるものです。