2023-9-17

杉本博司 本歌取り 東下り
>渋谷区立 松涛美術館

杉本博司は1948年東京生まれ、立教大学経済学部卒業です。1970年代からニューヨークを拠点に活動。〈ジオラマ〉〈劇場〉〈海景〉など大型カメラを用いた精緻な写真作品を発表してきました。国際的に高い評価を得ているアーティストです。
杉本は、和歌の伝統技法である「本歌取り」を日本文化の本質的営みと捉え、自身の作品制作に援用してきました。2022年に西国の姫路市立美術館で個展「本歌取り-日本文化の伝承と飛翔」が開催され、今回は東国の東京での開催となることから「本歌取り 東下り」と題されています。
本展では、葛飾北斎の《冨嶽三十六景 凱風快晴》を本歌とした杉本の新作《富士山図屏風》が初公開されるほか、杉本の新作を中心に展示されます。

  • 会期・時間:
    前期:9月16日(土)~10月15日(日)
    後期:10月17日(火)~11月12日(日)
    ※会期中、一部展示替えあり

    10:00~18:00、金曜は20時まで
    最終入館は閉館30分前まで
  • 休館日:
    月曜日(9月18日、10月9日を除く)、9月19日(火)、10月10日(火)
  • 観覧料:
    一般1,000円、大学生800円、高校生・60歳以上500円、小中学生100円
杉本博司 本歌取り 東下り