2023-10-3

生誕90年記念 細江英公 作品展「この写真家の熱量を観よ!」
> FUJIFILM SQUARE(写真歴史博物館)

細江英公は1933年山形県米沢市生まれ、1954年東京写真短期大学(現東京工芸大学)卒業です。卒業後すぐにフリーランスの写真家として活動を開始。1959年に川田喜久治、佐藤明、丹野章、東松照明、奈良原一高らと「VIVO」を結成(1961年解散)するなど、その活動は常に注目を集める存在でした。「おとこと女」(1961年出版)、三島由紀夫を被写体とした「薔薇刑」(1963年出版)、「鎌鼬」(1969年出版)など肉体をモチーフとした耽美で斬新な写真表現による作品を発表、国内外で高く評価されています。また、1975年に東京写真大学短期大学部の教授に就任、1995年に開館した清里フォトアートミュージアムの初代館長を務めるなど、後進の育成やに写真のオリジナルプリント収集に尽力するなど我が国の写真界に多大なる功績を残しています。2017年秋、旭日重光章を受賞。
生誕90年を記念して開催される本展では、1950~70年代の代表的な4つのシリーズから厳選した約30点が展示されます。展示作は、細江自身が撮影と同時期に制作した貴重なヴィンテージプリントです。

  • 会期・時間:
    9月28日(木)~12月28日(水)
    10:00~19:00
    *最終日は14:00まで、入館は終了10分前まで
  • 会期中無休
  • 無料
細江英公