“Fine Art Photography Now”展スタート!
ファインアート写真の見方を作品で紹介

ブリッツでは、「ファインアート写真の見方」(玄光社)の刊行を記念して、同書で紹介されている写真家/アーティストの作品やフォトブックを展示するグループ展「Fine Art Photography Now(ファインアート写真の現在)」展がスタートした。


同展は東京の緊急事態宣言解除を念頭に置いて開始日を決めていた。しかし、残念ながら緊急事態宣言が5月末まで継続されることになり、不要不急の外出自粛が求められるようになってしまった。東京のほとんどの美術館はいま休館中だ。本当に残念だが、多くのお客様に来廊をすすめることが困難な状況となってしまった。本展では、各種イベントを通して書籍購読者による同書に関する各種の疑問や質問に個別に答える予定だった。しかし当初予定していた、トークイベントやポートフォリオレビューは延期となった。

始まったばかりなのだが、5月末の緊急事態宣言解除を期待して、当初の6月6日までの会期を20日くらいまで延長することを検討している。会期が延びるので、来廊を予定していた人はどうか無理をしないでほしい。

本展では、「ファインアート写真の見方」で紹介されている写真家/アーティストの以下の作品やフォトブックを展示している。設営してみると思いのほか見ごたえのある内容の展示になった。以下が展示作品、フォトブックとなる。

・オリジナルプリント
ヘルムート・ニュートン、リチャード・アヴェドン、ルイス・フォア、ジャンルー・シーフ、ウジェーヌ・アジェ、テリ・ワイフェンバック、マイケル・デウィック、鋤田正義、マーカース・クリンコ、ジャスティン・ヴィルヌーブ、ダフィー、ウィリアム・ワイリー、戦前フランスのファウンドフォトなど約28点。

・フォトブック
リチャード・アヴェドン、アーヴィング・ペン、ロバート・フランク、アンドレ・ケルテス、ピーター・ビアード、ライアン・マッッギンレー、マイケル・デウィック、テリ・ワイフェンバック、アレック・ソスなど。

(ご注意)
本展は新型コロナウイルス感染防止のため、完全アポイントメント制での実施となります。会場では厳重な感染対策を行い開催いたします。なお東京の感染状況が緩和した場合は、営業方法を変更する場合があります。詳しくはギャラリー公式サイトで発表します。